とんでろ じいちゃん(山中恒)
おじいちゃんが、ぼけて何をしでかすか、わからなくなったらしい。
この夏休み、ぼくはおじいちゃんを見張るという、
へんてこなアルバイトをすることになってしまったんだ…。
作品紹介
いつもぼーっとしているため、「ボケタ」と呼ばれている少年ユウタ。
一方、ユウタのおじいちゃん、賢司郎はすごくカタブツな人だ。
ユウタはおじいちゃんがちょっと苦手。
だが、そのおじいちゃんが、よその家の仏壇のおそなえ物を食べてしまったり、突然ラジオ体操をはじめたりするなんて…ユウタにはとうてい信じられない。
でも、やっぱり…おかしなことはおこってしまったんだ…。
さてさて、おじいちゃんは本当にボケてしまったのか、それとも…?
それは読んでからのお楽しみ。
※紹介してから知ったのですが、この作品は映画化されています。
尾道三部作の一つ【あの、夏の日-とんでろ じいちゃん-】として、2000年夏に公開されたそうです。
DVD化もされていますので、気になった方は、こちらもどうぞ。