フングリコングリ(岡田淳)
放課後の図工室を訪れる、不思議なお客たち。
そのお客にせがまれて話す、これまた不思議なお話たち…。
作品紹介
放課後に図工室を訪れる、不思議なお客たち…シジミチョウ、金魚、アマガエル、テントウムシ、ネコ、ヤモリ。
そのお客たちにせがまれて話した、これまた不思議なお話6編が入っています。
タイトルの『フングリコングリ』とは、ある男の子のお父さんが、とっさに適当につけた指遊びの名前。男の子はその名前の響きがおかしくて、次の日、指遊びを学校で女の子に教えます。
さてさて、その指遊びを気に入ってしまった女の子。授業中にこの指遊びをはじめると…さあ大変!
その他の話も、すごく素敵なお話がいっぱいです。
ちなみに私は『フルーツバスケット』のお話が好きです。この遊び、いまでも学校でやるのかな?
作者自ら描かれた、素敵な挿絵も必見ですよ。
余談ですが、作者の岡田淳さんは、石倉塾の本部のすぐ横にある
【上甲子園小学校】の図工の先生だったそうです。
ひょっとすると、このお話の学校って…かもしれませんよ。