編集部奮闘記:2008年08月06日
『このカミナリ、何かに有効活用できたらねぇ…。』【編】
- 2008年08月06日
- カミナリ続きで、授業にならねぇ!
約2ヶ月ぶりの編集部奮闘記。夏期講習もあと1週間足らずで前半戦が終わろうとしています。そろそろ、スタッフの疲労も蓄積しつつあるようです。
それにしても、最近の集中豪雨のすごいこと。豪雨による事故もニュースで連日のように報道されています。
でも、さらに厄介なのが、豪雨とともにやってくる『カミナリ』。場合によっては、雨よりも厄介かもしれません…。
カミナリが鳴りだすと…
はげしい閃光と共に、すごい轟音を伴うカミナリ。
あの轟音は、カミナリの持つエネルギー(2万〜3万℃という、ものすごい高温になるそうですよ)により、空気が急激に膨張し、気圧が下がる。そこへ冷たい空気が流れ込むことで発生する…のだそうです。
理科の授業はさておき、カミナリが鳴りだすと、たいていカミナリが嫌いな(…まあ、好きな人はあまりいませんが)子どもたちで、教室内はパニック!
「ぎゃぁーーーっ!!」と叫ぶ子、「1、2、3…」と秒数を数えはじめる子、「先生、教室に落ちたらどないしょ?」などと、おっかない発言をする子など、反応はさまざま。
そして、決まって次は「警報、出てるんとちゃう?」という、お決まりの発言が飛び交うのです。
授業中に警報発令…その時
確かに、その後すぐに警報は発令される事が多いのです。
石倉塾の塾規則では、警報が発令された際は、このようにあります。
『授業中に(警報が)発令された場合は、その時点で授業を中止し、教室長の指示に従い、安全を確認した上で生徒を帰宅させるものとする。』
どうやら、子どもたちの頭の中では、
『警報発令』→『授業中止』→『帰って遊べる!』
という構図があるようですねぇ。
警報発令、で、帰る…?
しかし、ちょっと待ってください。
警報が発令されているという事は、かなり気象条件は『危険』な状態。
塾規定にも『安全を確認した上で…』とあります。だから、実際には『安全が確認できない』状況では、帰宅させられないんですね。
その結果、たいていの場合は…
『安全な状態が確認できるまで、授業続行』
→『警報解除より先に、授業終了時間がくる』
→『おうちの方にお迎えに来てもらい、帰宅させる』
というのが、お決まりのパターン。
で、子どもたちが文句を言うのも、お決まりのようです。
授業を中断させるだけで、なんの得にもならないカミナリ。できれば授業時間外でお願いしたいものです。